いまだ揺れる“加藤失格問題”に仏ラジオ局は「カトウは不正の犠牲に」と嘆き 元大会ディレクターは「愚か決断」と糾弾
フランスのスポーツ専門ラジオ局『RMC Sport』は「お粗末なレフェリング……ローランギャロス(全仏オープンの愛称)の失態がお祭りを台無しにした」と銘打った大会総括レポートを掲載。今回の一大騒動について「ひどい不正の犠牲になったカトウは混合ダブルスを制したが、悲しみはおそらくまだ消えていない。彼女にとって失格処分は消化不良の出来事」と回想した。
また、同局は、元大会ディレクターであるガイ・フォゲット氏の「非常に厳しいと言わざるを得ない裁定だった。過去の例とも関係のない愚かな決断である」との見解も紹介。そのうえで、「ブズコワとソリベストルモが見せた不名誉と言うべき態度が引き起こしたファンや関係者たちによる憤りは収まらない」と騒動の現状も伝えている。
SNS上でも批判の声が止まない今回の騒動。長きにわたる全仏の歴史においても不名誉な出来事だったとして記憶されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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