ボールキッズ不要論に拍車?加藤未唯の失格騒動に欧州の社会学者が持論!「なぜ少女があんな危険地帯にいるのか」
また、ルーマニアの社会学者であるアルフレッド・ブライ氏は、母国紙『DC News』で「日本の選手が子どもにボールを当ててしまったというニュースを目にした。私は疑問に思うのだが、なぜ15歳にもならないような少女が、あんな危険地帯にいるのだろうか」と強く訴えかけた。
「私はローランギャロスが罰せられない理由がわからない。あそこにいて、今回のようにボールが当たるリスクがあるのは当然じゃないか! この問題はそもそも子どもをあの場所に置いている主催者が悪い」
そして、「なぜ子どもでなくてはいけないのか?」と投げかけたブライ氏は、「この時代に『ボールキッズ』という考えそのものが古めかしい。今は選手のボールスピードは格段に増しているから命の危険だってある」とも断じた。
スピードボールが直撃するリスクからボールキッズの危険性は以前から指摘されてはいた。そうしたなかで、選手側にも影響を及ぼした今回の騒動が発端となって、ルールが変わることはあるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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