MLB公式がポジション別若手有望株のトップに佐々木朗希を選出、新人王争いでも断然の一番人気に
MLBでは未知数のルーキーながら、佐々木に対する期待は高いようだ(C)Getty Images
MLB公式サイトは1月24日、ポジションごとのナンバーワン・プロスペクト(若手有望株)を選出した。各ポジション将来有望な金の卵が並んだが、右投手部門ではドジャースとマイナー契約を結んだ佐々木朗希が堂々の選出となった。
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「ポスティングされた瞬間から、ササキは我々のインターナショナル・プロスペクト・ランキングのトップに躍り出た。そしてドジャースと正式に契約。今では右投手のナンバーワンに登場した」
世界が認めるポテンシャルの高さを、同サイトも保証した。「海外から移籍してくる選手で、ここまで騒がれたのは2017年オフのショウヘイ・オオタニ以来だろう」とも指摘。その間に鈴木誠也や吉田正尚、そして昨オフには山本由伸が歴代投手史上最高総額となる12年3億2500万ドル(約500億円)で海を渡ったが、周囲の注目度はそれ以上だという。
「102マイル(約164km)の速球を投げ、しかもそれをコーナーへと制球することができる」と右腕が最大の武器とする速球を評価。佐々木は2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界デビューを飾り、全米の野球ファンを驚かせたが、期待は高まるばかりだという。
右投手部門のベスト10も詳細に紹介し、そちらでは球種別のトップも羅列した。佐々木は直球、そしてスプリットの2つでナンバーワンに選ばれた。