MLB公式がポジション別若手有望株のトップに佐々木朗希を選出、新人王争いでも断然の一番人気に
さらに新人王候補にも言及。「どの球団と契約しようと、新人王へのフロントランナーを走り続けている。どんな球団の幹部も意見は一致だ。79%以上の幹部が、所属リーグにかかわらず、彼が新人王に最も近い立ち位置にいる」と伝えた。
トッププロスペクトたちの多くはマイナー球団所属で、いつメジャーデビューするかは道筋がはっきりとは立てられていない。一方で佐々木については、ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長はすでに「我々の計画では先発投手として起用していく。開幕から投げていく」と起用方針を明言。キャンプやオープン戦での調整に問題がなければ、エンゼルス時代の1年目の大谷と同様に開幕直前にメジャー契約へと切り替えて、開幕から先発ローテーションの一角を任せることを視野に入れている。つまり、他のトッププロスペクトでは計算が立ちにくい出場機会が、現時点で確保されている点に新人王争いでの大きなアドバンテージがある。
世界を驚かせるような巨額の契約金は手にしなかった。それでもメジャーのマウンドで1球も投げる前から、全米の野球関係者は、令和の怪物の潜在能力を信じて疑っていない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】規定投球回到達ゼロに集まる疑念 佐々木朗希に米スカウトたちが寄せた“必然”の問い「我々は彼が『働き者』だと思わない」
【関連記事】「とても愚かだ!」イチローに集まらなかった“疑惑の1票”に波紋続く 米記者は投票体制に怒り「責任を持つべきだ」
【関連記事】大谷翔平のデコピンに次ぐMLBのアイコンに? 佐々木朗希の愛犬に注目高まる「理由」