「想像以上にハードだった」スランプに悩んだド軍ベッツが漏らした“遊撃手転向”への本音「迷ったり、混乱することがある」
実際、本人も苦労を認めている。「On Base with Mookie Betts」において、「ショートはまるでキャプテンのような役割だ」と語ったベッツは、「自分はメジャー契約を交わしてからショートではなくなって、本格的に学ぶことができなかった」と告白。さらにダイヤモンドバックスの正遊撃手を務めるペルドモから「時々イライラする時もあるでしょ」と問いかけられ、「あるよ」と認めている。
もっとも、遊撃手でのプレーにうんざりしているわけではない。「メジャーで長くやってきた自分でも時に迷ったり、混乱することがあるんだと気づけるのはいい」と前向きに語るベッツは、こうも続けている。
「学んだこともある。外野でプレーするのと、ショートを毎日守るのはまったく違うということだよ。ショートを毎日任されることは、メンタル的にも、本当に、本当に難しい。想像以上にハードだった。これは今年、俺が一番学んだことだね。
毎日グラウンドに出て、打球を捌き続けることは分かっていた。だけど、その中であらゆる可能性を想定して、4つぐらいの選択肢を常に持っておかなきゃいけない。とにかくどれだけ難しいか……。その日の調整とか、球場の状態とか、気候の違い、大げさかもしれないけど、いろんな条件がプレーに絡んでくると思ったね」
苦心をしながらなんとか遊撃手として馴染んできたというベッツ。本人の言葉を鵜呑みにすれば、来季からは攻守の両面で球界屈指のアスリートとしての真価が発揮されるかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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