後払いや大補強への批判を一蹴 ベッツが“球団格差”の見方に苦言「一体何が問題なんだ。俺たちのせいじゃない」
大谷らとともにチームを牽引し、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したベッツ。(C)Getty Images
今オフもメジャーリーグの移籍市場はドジャースが主役となった。
FA市場の目玉投手だったブレイク・スネルと5年総額1億8200万ドル(約273億円)の大型契約を交わしたのを皮切りに、マイケル・コンフォート、タナー・スコット、そして佐々木朗希ら実力派の選手たちと次々と契約。さらにテオスカー・ヘルナンデスやトミー・エドマンらとの再契約も実現したドジャースは、総額12億2600万ドル(約1772億5000万円)を投じた昨年と同じく大型補強に成功した。
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今冬も底知れぬ資金力を後ろ盾に、「後払い」という手法を駆使して矢継ぎ早に大型契約を成立させたドジャース。もはや彼らの話題性は野球界だけでなく、一般層にも広まるほどになっている。
無論、他球団では真似のできないやり方でチーム運営を推し進める「野球界の銀河系軍団」に対しては一部のファンから批判の声も相次いでいる。その大半は目を見張る資金を投じ続ける補強によって、戦力の均衡化が図れていないというものだ。
ただ、当然ながらドジャースのスターはそうした批判を意に介していない。現地時間1月24日に、元NBA選手のスティーブン・ジャクソン氏とマット・バーンズ氏がホストを務めるYouTubeチャンネル『ALL THE SMOKE』に出演したムーキー・ベッツは「俺たちは基本的には去年と同じようにやるだけ。もっと良くなろうとして無理をするとうまくいかない場合が多いからね」と吐露。その上で世間の“アンチドジャース”の風潮に反論を展開した。