ドジャース地区S突破に暗雲か 気がかりな「29-0」"逆プレーオフ男"の存在とは

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 ベッツといえばレッドソックス時代の18年にはMVPにも輝いた、走攻守にすぐれたメジャー屈指のスラッガー。今季も開幕当初はリードオフマンとして、チームのスタートダッシュに大きく貢献した。その後、けがによる離脱がありながらも、レギュラーシーズンでは打率「.289」、19本塁打、75打点、出塁率「.372」としっかりスタッツも残した。優れたキャリアを誇る選手でも追い込まれるのがPSの怖さともいえる。

 一方、MVPトリオの一人、フレディ・フリーマンもこの試合では捻挫していた右足首の違和感を訴え、6回表の守備から交代と3戦目以降の出場が危ぶまれている。

 いずれにせよシーズンをけん引したMVPトリオが奮起しなければ、目指す地区シリーズ突破も見えてこない。

 第3、4戦は現地8、9日(日本時間9、10日)にパドレスのホーム、サンディエゴのペトコパークに舞台を移して戦う。

 先に3勝したほうが勝ち上がりの短期決戦の中で果たして1、2番がチームを勢いづけられるか。引き続き、注目の試合となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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