イラク代表がゴールパフォ→2枚目イエロー→逆転負け “まさかの退場劇”に米メディアが驚き「11対11なら結果は大きく変わっていただろう」
フセインの長いゴールパフォーマンスにファガーニ主審は躊躇なくカードを提示した(C)Getty Images
まさかの“退場劇”に米メディアも驚きを隠せないようだ。
現地1月29日、カタール・ドーハで開催中のアジアカップは、決勝トーナメント1回戦を実施。グループE3位のヨルダンが、グループD1位のイラクに3-2で競り勝ち、ベスト8進出を決めたが、この試合では、得点ランキング1位のイラク代表FWアイメン・フセインが逆転ゴール直後に退場処分を受け、物議を醸している。
【動画】イラクのフセインが逆転ゴールを挙げるも、セレブレーションで二枚目の警告を受け退場になった衝撃のシーン
1-1の76分、クロスのこぼれ球を冷静に沈めたフセインは、これで今大会6ゴール目。看板を乗り越え、観客席の前で喜びを爆発させると、今度はピッチに座り込み、芝を食べるようなパフォーマンスを見せた。しかし次の瞬間、2枚目のイエローカードで退場処分に……。数的不利となったイラクは、後半ATに2点を奪われ、2-3で逆転負けした。
試合後、米放送局『ESPN』は、「これがどのように“スポーツマンらしくない行為”なのか」と反応。「(ヨルダンの)アル・ナイマットが前半に行ったのとまったく同じセレブレーションを披露した」と前半ATにヨルダン代表も同じようなパフォーマンスを見せていた点に触れ、「ヨルダンへの反撃として見なすのは簡単だが、それは解釈次第」「誰も気分を害しているようには見えなかった」と振り返っている。