連日連夜の活躍で米球界でも話題を生んでいる村上(C)Getty Images
もうどうにも止まらない。現地時間4月22日に行われたダイヤモンドバックス戦に、ホワイトソックスの村上宗隆は「3番・一塁手」で先発出場。第4打席で5戦連発となる10号2ランを放った。年間67本というリーグ記録となる驚異的ペースで打ち続けている。
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打った瞬間に打球は一直線にスタンドへと飛んで行った。5点差を追っていた7回表無死一塁の局面で相手3番手右腕のライアン・トンプソンと対峙した村上は、真ん中低めに甘く入った90.8マイル(約146.1キロ)の4シームを強振。速度110.2マイル(約177.3キロ)でかち上げられた打球はセンター方向に瞬く間に打球を伸ばし、飛距離451フィート(約137.4メートル)の特大弾となった。
両リーグでも2位につける10本塁打を放った26歳は、「課題」とされていた打率も.256にまで向上。さらに出塁率と長打率を足し合わせた値から打者の出塁と得点に対する貢献度を数値化する「OPS」は、1.026のハイアベレージに乗せた。今季のアメリカン・リーグにおいて、同指標で1.000を超えているのは、たった3人しかない。その事実だけで、今の村上が凄まじい水準にあることが分かる。
「彼は特別な選手になる。才能があることは分かっていた」
そう語るのは、ダイヤモンドバックスの率いているトーリー・ロブロ監督だ。かつてヤクルトの助っ人としてもプレーした敵将も舌を巻く和製大砲には、百戦錬磨の名将も脱帽する。米イリノイ州地元局『Chicago Sports Network』の解説を務め、2005年にホワイトソックスを世界一に導いたオジー・ギーエン氏はハイライト番組内で、惜しみない賛辞とともに、村上への信頼を送った。