村上宗隆が日本を救った!劇的な逆転サヨナラ打で侍ジャパンが決勝進出!劇的打の“三冠王”は「チームメイトが助けてくれた」
しかし、8回に無失点投球を続けていた山本由伸がピンチを招くと、メキシコの5番打者パレデスにタイムリーヒットを打たれた後、さらにもう1点を追加された。
2点を追い上げる侍ジャパンは、8回に山川穂高が犠牲フライを放ち1点の追い上げに成功した。さらに1点ビハインドで迎えた最終回、先頭の大谷翔平が二塁打を放ち出塁すると、続く吉田は四球で出塁し、無死1、2塁のチャンスを創出。この場面でここまで無安打と苦しんでいた村上宗隆に打席が回る。村上はメキシコのクローザー、ガイェゴスの速球を捉え、打球を左中間フェンスまで運んだ。これで2人のランナーが生還し、侍ジャパンがサヨナラ勝ちを収めた。
劇的なサヨナラ打を放った村上は試合後にインタビューに応じ、「何度も三振をして、何度も悔しい思いをして、そのなかでチームメイトが点を取って助けてくれた。最後自分に打席が回ったので、僕が決めましたけど、本当にチーム一丸になった勝利かなと思いますし、その期待に応えられてよかったです」と話し、喜びを表現した。
いよいよ明日に控えるアメリカとの決勝戦については「2009年以来の決勝ですし、このベスト4という壁が大きかった。明日はこのチームでできる最後の試合なので、目一杯楽しんで最高の決勝戦にしたいと思います」と、意気込みを語った。
日本の“三冠王”が侍ジャパンを決勝の舞台へ導いた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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