ド軍の目指す“世界3連覇”の肝は「村上獲得」 契約金爆騰の競合覚悟でも最適解と指摘される理由「明らかに理想的な着地点」
当然ながらドジャースも諸手を挙げる球団の一つとして列挙される。今季に正三塁手としてプレーしたマックス・マンシーも来年8月に36歳となる。故障が続き、コンスタントにプレーできなかった現状を考慮すれば、その“後釜”として村上は十分すぎる素養を秘めているというわけだ。
村上の動静を追っているMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、アメリカン・リーグの匿名幹部のコメントとして「スイングには多くの欠陥がある。三振と四球の数はいくつかのチームに二の足を踏ませるかもしれない」と和製大砲の指摘。その上で「ムラカミを何度も視察したスカウトたちはメジャーリーグで通用するパワーは十分にあると言っている」と力説した。
このフェインサンド記者のリポートを伝えた米誌『Sports Illustrated』は「ドジャースにはマンシーの後ろに使える選択肢があまりない」と分析し、「2025年の夏場に内野手不足に陥ったドジャースは、2026年に同様の事態を避けるべく、ムラカミの獲得に動く可能性がある」と断言した。
「23年に国際FAとなったヨシノブ・ヤマモトの力強い活躍でワールドシリーズを制したばかりであるドジャースは、ムラカミにとっても明らかに理想的な着地点となるチームだ。また、彼らはこれまでも国外からMLBで即戦力となり得る選手を獲得するために惜しみなく資金を投じる用意があることを示してきた。日本人スラッガーの獲得はドジャースにとって大きな強化となり、ワールドシリーズを防衛する上で、これ以上にない弾みになるはずだ」
正式にポスティングが公示された暁には、契約金が高騰化する大争奪戦となるのは必至だ。村上の決断に世界が熱視線を向けるのは間違いない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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