MLB公式が大胆予想 村上宗隆の新天地はマリナーズ⁉ 注目FAの行方を徹底分析

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 ヤクルトでの輝かしい実績を紹介。さらに脇腹の故障で出場数が限られた今季も「56試合で22本塁打し、wRC+は208をマークした。これはマット・オルソン(ブレーブス)やラファエル・ディバース(レッドソックス)の数字に匹敵する」と残したインパクトは大きかったと伝えた。wRC+は打席あたりの得点期待値を、平均的な打者を100として表す指標でメジャーリーグで重視される。球場による影響の補正も行っており、本拠地が打者有利な神宮球場であることを差し引いた、打者を比較するのに比較的公平な数字だ。

 懸念点としては空振り率の高さを挙げた。ここ2シーズンの空振り率が36.0%。これは今季のメジャーリーグで250打席以上立った打者では5人しかいない高い基準となっている。

 移籍先予想で2位に挙げたドジャースだが、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希と近年3年連続で日本人選手が加入していることが数字の高さにつながっているとみられる。実際一塁手のフレディ・フリーマンは健在で、三塁手のマックス・マンシーとも来季契約選択権(オプション)を行使して1年残留が決まった。両コーナースポットともに空きはない。

 3位のヤンキースも三塁手不足に悩んでおり、本拠地ヤンキースタジアムは右翼が狭く左打ちの長距離打者に有利なことで知られる。条件としてはドジャースよりもフィットしそうだ。それ以外の移籍先候補としてジャイアンツ、パドレス、アストロズ、カブス、メッツ、レッドソックスの名前も挙がった。

 村上はポスティングシステムでのメジャー移籍になり、申請から45日間の交渉期限が設けられる。「ひとたびポスティングされれば、メジャー全30球団との交渉が可能になり、多くの球団が獲得に乗り出すだろう」。MLB公式サイトも予想する争奪戦。日米のメディアがその行方に注目している。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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