“争奪戦スタート”の村上宗隆にド軍メディアが示した「意外な評価」と「冷静な結論」
ドジャースは村上を迎え入れるための空きポジションを作るのが難しい状況だ(C)Getty Images
11月8日、ヤクルトはMLBに対し村上宗隆のポスティング申請を行ったことを発表した。これにより、NPB屈指のスラッガーの移籍先を占う現地の反応は、これまで以上に加熱の一途を辿っていくことになる。だがその一方で、獲得へ関心を示すと思われていたドジャースの球団専門サイトでは、村上のプレーヤーとしての評価などについて、冷静な分析も行われているようだ。
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現地時間11月8日、『DODGERBLUE.COM』が村上のメジャー移籍に向けたポスティングを伝えるトピックを配信しており、その中では、「ムラカミのMLB挑戦は以前から期待されており、多くのファンや関係者が注目してきた」と振り返っている。
その上で同メディアは、2022年の三冠王や、通算246本塁打などの実績を記し、打撃でのパワーが大きな特徴と説きながらも、「コンタクト能力には不安があり、特に高速球に対しては苦戦している」と指摘。さらに、「こうした特性からムラカミは、打率は低くても長打力のある、いわゆる『一発勝負型』の打者となる可能性がある」などと見込んでいる。
また、内外野複数ポジションをこなす守備についても、同メディアは以下のような見解を示している。
「主に三塁手を務めるも守備力に不安があるため、MLBではファーストベースに回る可能性が高い。両コーナーの内野以外では、外野での出場経験もあるが、守備範囲をカバーするスピードは十分ではない」






