レンドンの“清算”と村上宗隆への“投資” エンゼルス再建のロードマップを専門メディアが提唱「ムラカミはまさに必要な選手」
エンゼルスの本気度を測る材料として、レンドンの処遇や村上へのアプローチが挙げられている(C)Getty Images
今季もア・リーグ西地区最下位に沈んだエンゼルスは、11年連続でプレーオフ進出を逃すなど、長い低迷から抜け出せずにいる。不振が続く状況から、長年に渡りアルテ・モレノオーナーをはじめとする経営陣のチーム運営が批判の対象となっていることも事実だ。その中で、今オフにおいて真剣にチーム改革に取り組むべきと訴える声が、現地メディアを通して伝えられている。
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エンゼルスの情報を発信する、『FANSIDED Halo Hangout』が現地時間11月23日、「アルテ・モレノがエンゼルスに本気であることを示すための2つの動き」と銘打ったトピックを配信した。
トピックでは、球団がファンに対し“本気度”を伝えるための対応として、アンソニー・レンドンの放出を求めている。2019年のオフに7年総額2億4500万ドル(約266億円=当時)の契約を結ぶも、入団後は毎シーズン長期欠場を繰り返し、今季は2月に股関節の手術を受け、開幕を前にシーズン全休が決定。同メディアは“不良債権”として位置づけられ、来季が契約最終年となるベテランに対し、今オフでの解雇を主張する。
「数か月後のスプリングトレーニングには間違いなく参加しないだろう」と説くとともに、現在も事実上、チームから“追放”された状態であると評するレンドンの契約を解除することにより、「エンゼルスがフリーエージェント(FA)市場で再び積極的に動く姿勢を示すことができる」と同メディアは指摘している。





