過去3年間で“借金162”の弱小球団の思惑 望外だった村上宗隆獲得の背景「三振し続けてもベンチ降格のプレッシャーがない」

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 他球団を出し抜いたホワイトソックス。衝撃的な獲得には“思惑”がある。

 村上との交渉をすっぱ抜いていたMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、「長期のオファーもあったが、彼は2年契約を選び、自らに賭けた」と伝えた上で、「ホワイトソックスには、ムラカミのようなハイリスク・ハイリターンの選手に賭ける余裕がある」と、古豪の皮肉な現実を読み解いた。

「もしも、シーズン開幕から1か月間、1試合2三振を喫し続けても、優勝候補として大きな期待を背負うチームに生じるようなベンチ降格のプレッシャーがホワイトソックスにはない。このチームは、ムラカミにメジャーリーグにアジャストするための調整時間を与えられる。もしも、そこで彼が覚醒できれば、打線のコアとなる選手、もしくは将来的に有力トレードの切り札にもなるだろう」

 実際、クリス・ゲッツGMも、地元紙『Chicago Sun Times』において「我々は若い選手たちがどう活躍していくかを見守る。そして選手たちを育成し、どれだけのインパクトを残せるかを見極めたい」と断言。スモールマーケット球団の在り方を示している。こうした球団幹部の姿勢を見ても、ホワイトソックスは村上を育成し、将来的にトレード含めて“利益”をもたらすことを意図して獲得に踏み切ったと考えるのは想像に難くない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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