来シーズンを先取り? 1試合4本塁打が飛び出したバンテリンドームの謎と未来

タグ: , , , , 2025/7/30

■来季はホームランウイングで長打増?

 まだ自力優勝の可能性がある中で気の早い話だが、来季は29日のような試合展開が増えると予測する。言うまでもなく、来季からテラス型観覧席「ホームランウイング(仮称)」が設置されるためだ。

「ホームランウイング」設置に伴い、左中間と右中間で最大6メートル前にせり出し、フェンスの高さもグッと低くなる予定。そうなると必然的に本塁打が増える。

 加えて、今の中日は打撃型のチームへと変貌を遂げている最中。井上一樹監督もその旨を発言したことがある。細川成也やボスラーを軸に長打が増えていくことが想像される。

 一方で、勝つためにはしぶとく得点を重ねることも肝要だ。29日も4回の逆転劇は先頭の岡林が四球を選んだのがきっかけ。6回のダメ押し点も石伊のセーフティスクイズに加え、代打・鵜飼航丞が追い込まれながらも適時打を放ったものだった。

 中日にとっては、近い未来を先取りしたかのような1勝。この1勝が上位進出につながってくれることを祈るばかりだ。

[文:尾張はじめ]

【関連記事】「まっすぐの軌道がいい」首位阪神にリーグ唯一の勝ち越し 近鉄OB・佐野慈紀氏が注目する井上中日の「投打のキーマン」とは

【関連記事】「中日がAクラスという可能性も出てくる」井上中日が台風の目に? 破竹の6連勝の理由を球界OBが解説「打てばあそこは、星を拾っていける」

【関連記事】【中日】黄金ルーキー・金丸夢斗が後半戦反攻のキーマン いまだ0勝…改善を促したいのは「テンポの悪さ」

関連記事

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム