原巨人４連勝と上げ潮ムード 坂本復帰以外にも大きかった「１番打者」の活躍とは
また吉川といえば、ファンからは「尚輝たまらん！」といわれる好守備も持ち味の一つ。週末に行われた３０日の中日戦でも３回に樋口正修のバントを捕球した左腕ヨアンダ―・メンデスからの送球を走り込みながら、一塁ベースカバーに回り、一気に２つのアウトを奪う好プレーを見せた。
今季のチーム失策はリーグ最少の「３４」（７月３１日現在）。最近では原監督も守りの堅さを好調の要因にあげているが、その中心の役割を果たしているのが吉川であることは間違いないだろう。
チームにとっても懸案であった上位打線を「１番・吉川」「２番・坂本」で固められるとなれば、流れも良くなり、勝負の後半戦に安定性を増す。
８月最初の試合となる１日のヤクルト戦（東京ドーム）は菅野智之の登板試合となる。前回神宮でプロ最短ＫＯ（３分の１で降板）を食らったヤクルト打線相手に、どんな投球を見せるのかも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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