「俺なら問題を引き起こす」東京五輪の米代表が井上尚弥に挑戦状! 打倒怪物に並々ならぬ自信「自分を試したいんだ」
井上(右)に大胆にも挑戦状を叩きつけたキャリントン(左)。9戦無敗の若武者が発した言葉の真意とは?(C)Getty Images
ボクシングのWBC&WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者・井上尚弥(大橋)。日進月歩で進化を続ける日本の怪物を相手に、自らの強さを試そうとする猛者は尽きない。現地時間11月14日には、東京五輪米国代表だった男が挑戦願望を明らかにした。
今年7月にスティーブン・フルトン(米国)に8回TKO勝利を収めた井上は、来る12月26日に東京・有明アリーナでWBA&IBF王者マーロン・タパレス(フィリピン)と4団体統一戦を行う。ここで勝利すれば、史上2人目となる2階級での4団体統一をやってのける。
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期待と注目度が否応なしに高まる。そんな井上に「彼(井上)を晒すチャンスが来ることを願っている」と言葉を向けたのが、東京五輪の米国代表戦士だったブルース・キャリントンだ。
東京五輪参戦後にプロ転向を果たしたキャリントンは、スーパーバンタムよりも1つ上のフェザー級を主戦場として9戦無敗(5KO)と実力を発揮。少しずつ存在感を高めていっている26歳だ。
成長著しい若武者はカナダのボクシング専門ポッドキャスト番組『Boxing World Weekly』に登場。自身のXで井上のフェザー転向を望んだ発言をしたことを認めたうえで「詳しく話す前に言わせてくれ。イノウエは素晴らしいボクサーだし、俺は彼の大ファンなんだ。彼がやっていることは、とても印象的だ」と井上への憧れを口にした。