「大きな出来事だ」IBF&WBO1位戦士の代理人が井上尚弥戦の豪開催交渉を告白!「彼の功績こそ超満員にできる理由」

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 彼が残してきた功績こそ、日本の会場を超満員にする理由であり、世界中でこれほど多くのファンを抱えている理由であり、彼が世界タイトル戦に臨むたびに世界中が注目する理由だ。もしも、オーストラリアで開催できるならこれほど歴史的なことはない」

 井上は強敵だ。プロキャリア17戦無敗(7KO)のグッドマンも当然ながら倒すのは容易ではない。その力量の差を熟知するローズ氏は、「現時点でイノウエと比較できるファイターはパッキャオになる。マニーもフィリピン人であろうと世界中から敬愛された。イノウエも同じだ」と元世界6階級制覇王者の偉人との比較を展開。そのうえで「リンゴの荷車をひっくり返すのは、グッドマンだ」と指摘。独特な自身の顧客である名手への信頼も寄せた。

 井上が最後に国外で試合を実施したのは、21年6月に米ラスベガスで行ったマイケル・ダスマリナス(フィリピン)とのWBA・IBFバンタム級タイトルマッチ。そこからは日本で興行を続け、見事な成果を収めてきている。

 直近の日本開催における井上の成功を見る限り、米国や中東といった“金脈”のある国はともかく、オーストラリア興行の可能性はよほどのプラスアルファがない限りは厳しいように思えなくもない。

 それでも「オーストラリアのためにも開催したい」と願うローズ氏の熱い想いは届くのか。そんな御大の願いを叶えたいであろうグッドマンには、現地時間3月13日に行われるマーク・シュライブス(豪州)戦で、圧倒的な結果が求められるのは間違いない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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