“パンチの質”にも言及! 井上尚弥のリング誌PFP1位に英記者が異論「クロフォードはイノウエのように打ち込まれる危険もない」
英紙『Mirror』のバリー・マクギガン記者は、「イノウエは東京でのネリ戦で証明したように、史上最強クラスに凄まじいハードパンチャーの一人だ」と称賛。しかしながら、「世界で最も価値がある」とされる『The RING』が公表した今回のPFPには、「彼は確かにエリートだが、私の中ではテレンス・クロフォードの上にはいない」と異論をぶつけている。
「クロフォードはオールドスクールなタイプだ。彼のタイミング、スピード、空間認識能力は目を見張るものがある。ハードパンチャーには見えないが、彼の一撃はカミソリのように鋭く、足の位置も常に完璧な位置だ。イノウエの方がパンチには爆発力はあるが、クロフォードには、先週のイノウエのように打ち込まれる危険性もない」
PFPはあくまで階級制のスポーツであるボクシングを見るうえでの指標の一つに過ぎない。そんなランキングにおいて、トップに立ち、世界であらゆる賛否両論の対象になるのも、井上の凄みを物語っていると言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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