JBCの厳格処分で立場暗転 母国でも見放されつつある“悪童”カシメロの今「体重管理に深刻な問題を抱えている」
「カシメロはボクシングというスポーツよりも偉大ではない」
また、フィリピンの放送局『ABS-CBN』のボクシング・アナリストを務めるエド・トレンティーノ氏は、JBCによるカシメロへの処分を「正義は果たされた」と断言。今回の処分がキャリアにいかなる影響を及ぼすかを読み解いている。
「JBCの処分によってカシメロは注目される人となったが、それは良い意味ではない。日本での出場禁止処分は、カシメロが体重管理に関する深刻な問題を抱えており、どのプロモーションにとってもリスクがあることを諸外国に通告したようなものだ」
さらに「カシメロはボクシングというスポーツよりも偉大ではない。JBCの処分は、ルールの上に立つボクサーはいないことを示した厳格かつ正しいものだ」と評したトレンティーノ氏は、こう続けている。
「カシメロはすでに35歳で、ボクシング界的には衰えが出てきてもおかしくない年だ。そんな彼には間違いなく体重を監視できるコンディショニングコーチが必要だ。そしてプロボクサーとして当たり前の行動をし、体重制限を守ることに全力を尽くすべきだ」
当たり前のことを、当たり前にこなす。それはプロフェッショナルの大前提。そこをこなせない以上、どれだけ井上の名を叫ぼうと、カシメロが一線級に返り咲く日は訪れないだろう。それほど今のカシメロが置かれた立場は厳しいものとなっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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