井上尚弥に惨敗も再起戦はフェザー級王座戦 ドヘニーの異例の階級上げに米メディアも注目「栄光への最後の挑戦」
とはいえ、フェザー転級初戦でいきなりのタイトルマッチは小さくない驚きでもある。米ボクシング専門サイト『Boxing Scene』は、ボールのプロモーターで、英興行大手『Queensberry Promotions』のフランク・ウォーレンCEOの「相手のドヘニーは偉大な経歴を持つボクサーだ」というコメントを紹介した上で、今回のマッチアップを端的に論じている。
「ドヘニーは、スーパーバンタム級で迎えた前戦で、ナオヤ・イノウエに7ラウンドで止められた。そして現在38歳のドヘニーは、これが世界タイトル奪取という栄光への最後の挑戦であることをおそらく知っている」
舞い込んだ“チャンス”をどう活かすか。井上の将来的な対戦相手となる可能性を含めても、ボールとドヘニーのマッチアップは興味深いカードと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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