「イノウエは頂点にいる」豪ボクシング界の名手が井上尚弥に挑むグッドマンに“KO指示” 守戦の危険性を指摘「逃げる戦いはしなくていい」
元WBAスーパー・WBC・IBF世界スーパーライト級統一王者のコンスタンチン・チュー(豪州)を父に持ち、ボクシングの恐さを幼少期から叩き込まれてきた名手は、「逃げるようなアウトボクシングなんてしなくて良い。KOを狙えばいいんだ」と断言。「簡単な試合じゃない」としつつ、井上と対峙した多くのライバルが選択してきた守戦ではなく、打ち合いに持ち込むべきという見解も示している。
「サムの方が身体は大きいし、フィジカル勝負に持ち込むべきだと思う。彼(グッドマン)は技術もあるけど、相手のレベルは今までとは違うからね。イノウエみたいな選手は少なくともオーストラリアにはいない。彼は山の頂点にいる。俺にとってもPFP1位だ。だから恐がらずに向かっていくメンタルが重要になる」
仮にグッドマンが勝った場合について「世界最大の番狂わせだ。国中が狂喜乱舞する」と期待を寄せたチュー。レジェンドのプッシュを受ける26歳の豪戦士は、苦闘が予想される井上戦でいかに振舞うか。そのパフォーマンスは興味深いものとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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