“無名の挑戦者”の気概に称賛の声…海外紙が井上尚弥に挑むキム・イェジュンを絶賛「最恐のパンチャーに挑む勇気は称賛に値」

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いまや「世界最強」と言われる井上。彼に挑む韓国人ファイター、キム・イェジュンに賛辞が集まっている。(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 本人が「本当に奇跡」と認める大一番に、国際的な注目は小さくない。

 話題を集めるのは、1月24日にボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)と対戦するWBOオリエンタル同級王者で、WBO世界同級11位のキム・イェジュン(韓国)の一戦だ。

【動画】痛々しい左目の裂傷…井上戦を控えたグッドマンの負傷シーン

 当初に井上と対戦予定だったWBO&IBF同級1位のサム・グッドマン(オーストラリア)が左目上の裂傷により、2度のキャンセルを申請したために千載一遇のチャンスは舞い込んだ。しかし、現時点でキム・イェジュンとの差は明白。やはり挑戦者を「有利」とする声は小さい。

 無論、本人も周囲の反応は承知の上だろう。約1か月前にリザーバーとしての起用を知りながら「井上を相手にすると思ったことは一度もない。戦うべきだと想像したことも一度もない。今の韓国ボクシングのこの状況では本当に奇跡。それが起きるとは思っていなかった」と独占ライブ配信する「Lemino」の代表取材陣に明かした言動からも“モンスター”の強さに対する敬意は受け取れる。

 それでも「ボクシングを始めた時から世界チャンピオンになることを目標にやってきた」と豪語するキム・イェジュンは「私が思うに井上選手は今までのキャリアを通じて私のような選手と対戦したことがない。彼が今どんなことを考えているのかはなんとなく予想はつく。でも、それが全然違うということを言いたい。多分、リングの上で私と一度パンチを交えると、私が今何を言っているのか分かると思う」と断言した。

 リング上で対峙する傑物に向けた心理戦なのか、はたまた彼自身の試合に向けたスタイルなのか。いずれにしても強気な言動を繰り返す32歳のチャレンジャーの気概は、清々しさすらある。

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