「思っていたよりもリラックスしている」井上尚弥、サウジ決戦で今年4度目の防衛戦 ピカソの印象は「若く、背も高い、勇敢な選手」
インタビューではさらなる階級転向など、自身の将来像への質問も投げかけられている。井上は、「この階級(スーパーバンタム)がキツイわけではないので、やろうと思えば何試合でも出来るのですが、フェザー級に上げるタイミングは今後、陣営と相談して決めていきたいなと思っています」との意向を示しており、質問者からの、「スーパーフェザーは?」という問いには、「考えてないです」とほほ笑みながら答えた。
他にも、華々しいボクシングキャリアを歩んできている中での今後に向けた意欲として、「モチベーションは今でも高い。ボクシングが好きである以上、そこは貫けると思います」と力強く言い切っている。
そして最後の質問として、同じく12月27日にカードが組まれており、来年での対戦が有力視されている中谷潤人(M・T)を「意識しているか?」と聞かれた井上は、「このピカソ戦を頭に入れています。(その先は)この試合が終わったら考えていきたいです」と話している。
1つ1つの問いかけに対して、淡々と自身の想いを伝える井上。泰然として構えるチャンピオンは、今年最後となるリング上でどんなファイトを見せてくれるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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