「3、4年で世界一のボクサーになる」井上尚弥がスペイン紙に明かした“近未来構想” 敵知らずの怪物の行く末は――
普段はあまり自分の未来について多くを語らない井上だけに実に興味深い発言だ。ちなみに一連の内容を伝えた『Marca』は「13年のプロキャリアを積み重ねてきた32歳だが、いまだ究極の目標を追い求めており、『引退』がすぐそこに差し迫っているとは考えていない」と指摘した。
本人が語った「世界一」とは何を示すのか。階級上げに慎重な姿勢を見せてきた井上だが、来年以降でフェザー、スーパーフェザーと上げ、4階級での4団体統一という偉業も視野に入っているのかもしれない。仮にこれをやってのければ、前人未到となる3階級4団体統一王者テレンス・クロフォード(米国)を凌駕し、世界的な声価が急騰するのは言うまでもない。
今後はあらゆる選択肢が広がってくる中で、“世界最強”とされる井上がどの道を歩むかは興味深く見守りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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