「金銭面でイノウエが魅力的だ」タパレス本人&陣営が井上尚弥との対戦を熱望!両陣営が接触済みと米報道
タパレスは井上との対戦を心待ちにしているようだ。(C)Getty Images
新チャンプはやはりこの男との対戦を望んでいるようだ。
4月8日に行われたボクシングWBAスーパー/IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチを制し、新たに2団体王者となった、マーロン・タパレス(フィリピン)の今後への意気込みが伝えられている。それまでベルトを保持していたムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)有利の予想を覆し、王座戴冠となったタパレスは、はやくも「モンスター」井上尚弥と拳を交える意思を明らかにしたようだ。
【関連記事】「私は準備が出来ている」アフマダリエフ撃破のタパレス、井上尚弥との一戦が実現か?母国フィリピンメディアも期待
米ボクシング誌『The RING』では4月12日、公式サイト上において、次なる戦いへのビジョンを語るタパレスの意気込み、さらにプロモーターのコメントを特集記事の中で紹介している。
トピックでは「フィリピンのカパタガン出身の31歳は、7月25日に行われるナオヤ・イノウエvsスティーブン・フルトンのWBC/WBO122ポンド(スーパーバンタム級)タイトルマッチの勝者と統一戦を行うことを希望している」と記しており、さらにタパレスがこの試合をリングサイドで観戦する予定であるとしながら「タパレスは、どちらが勝利しても構わないと考えているが、イノウエとの対戦が念願のようだ」と指摘。
さらにタパレスによるコメントも掲載しており「イノウエはパウンド・フォー・パウンドのナンバーワンだから、みんな彼と戦いたいんだ。私は今チャンピオンだから、彼と戦うチケットを手に入れたと思っている」と対戦に前向きな姿勢をみせたとしている。