「素晴らしい高校生」最後まで礼節を貫いた日大三ナイン 敗者の全方位一例に反響止まず「色々あった甲子園だからこそ響いた」
無論、悔しさはある。一部の選手の中にはグラウンドに膝を突いて涙を流し、しばらく動けなくなる者もいた。それでも小倉全由前監督の時代から「かっこいい人間になれ」を指標としている日大三のナインの“グッドルーザーたる行動”は大きな反響を生んだ。中継で一連の振る舞いを目にしたファンはSNSで「最後の挨拶は本当に感動」「これは良い教え」「色々あった甲子園だったからこそ胸に響いた」「素晴らしい高校生たち」「素晴らしいチームでした」「かっこよかったよ」といった賞賛の声を上げた。
今大会は暴力事案が発覚した広陵高校の出場辞退など大きなスキャンダルが世間を賑わせた。そうした中で、最後まで礼節を貫いた日大三、そして沖縄尚学の振る舞いは高校野球の尊さを再認識させるものだった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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