「あのボールは簡単には打たれない」球界OBが侍ジャパン準決勝の展開を予想!救援左腕にも期待「どの球も一級品」
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」はいよいよベスト4の戦いを迎える。ここまで5戦全勝と白星を重ねてきており、3度目の世界一へ向けチームの勢いは増し続ける一方だ。
3月16日のイタリア戦では、先発の大谷翔平(28)が5回途中、2点を許し降板するなど、追い上げられる場面もあったものの、投打での全メンバーが踏ん張ったことで試合の流れを失わず、後半でのダメ押しへと繋げた。
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すでに米国入りし、4強同士の戦いに備える侍ジャパン。現地時間3月20日の準決勝でも総力戦となることが予想される中、先発投手に佐々木朗希(21)が有力視されている。チェコ戦でも球数いっぱいの3回2/3を投げ抜き、8奪三振と圧巻のピッチングを披露した。
3大会ぶりのファイナル進出へ向け、大きな役割を担うこととなる若き右腕にはファンのみならず球界OBからも期待の声がかけられている。
現役時、オリックスのエースとして君臨し、通算176勝を記録した星野伸之氏が自身のYouTubeチャンネル『星野伸之のスローカーブチャンネル』を3月17日に更新、その中で次戦、先発マウンドが予想される佐々木についてコメントしている。
星野氏は準決勝の先発に佐々木を見込んでいるとして「あまり制球を乱すことも無いと思うし、あのボールをそんなに簡単には打ち返されないだろう」と指摘。本来のスキルを発揮すれば痛打されることはないとして「例えば四球でランナーを出してしまった後のエラーなど、リズムを崩さないことが大切」と自身のペースで投げることが重要と述べた。
また、ラウンドごとに増える球数制限について触れながら「球数が95球まで投げられるので、できるだけ長いイニングを投げてくれれば」と期待を込めた。