グッドマンが渋るなら可能性も浮上!? 井上尚弥との対戦が考えられる英国の“刺客”「彼は怪物。でも、俺はKOされない」
すでに軽量級で“最強”の地位を確立する井上の打倒を強く意識してはいる。今年3月にエリック・ロブレス・アヤラ(メキシコ)とのIBOスーパーバンタム級タイトルマッチを制し、プロキャリア16戦無敗(8KO)とした28歳は、当時に「次の目標は間違いなくイノウエだ」と吐露。そして、強い覚悟を口にした。
「多くの人は俺を『馬鹿だ』と言うだろう。でも、そいつらはボクシングを理解していない。イノウエが強敵に見えるのは理解できる。実際のところ彼は怪物だ。でも、俺はKOされたことがないし、自分を信じている。
せっかく戦える可能性があるなら、やってみればいいじゃないか。そうしないと、『やれたかもしれない』と後悔をする。俺はそんなことを望んではいない。俺は結果がどうであれ、最高の相手と戦ったんだと胸を張りたい」
依然として交渉の最優先は、IBFとWBOの2団体で1位にいるグッドマンだろう。ただ、母国開催も望んでいるという25歳の若武者との話し合いが長引くようであれば、「俺からイノウエを煽ったりはしない。でも、チャンスが欲しい」と意気込むデービスと拳を交わすのも興味深くはある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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