プロ野球のドラフトに新データ!? 1位「公表」が新たな武器に

タグ: , 2020/10/15

 昨年に限っていえば、公表した6球団のうち、4球団が大当たりだった。佐々木には、事前に3球団が1位指名を公表。4カ月以上前から1位を明言していた日本ハムは外れたが、会議直前で西武より先に明言したロッテが当たりクジをつかんだ。奥川、石川には唯一1位公表したヤクルト、中日に幸運が舞い込んだ。

 抽選以外でも、公表が吉と出たのが広島だ。森下の1位指名を明言し、一本釣りに成功した。重複必至とみられていたが、公表したことで他球団を回避させた可能性があり、広島スカウト陣が「単独指名は想定外」と驚いたほど。その森下は今季セ・リーグ新人王争いの主役として、誰よりも即戦力として活躍。大成功のドラフトとなった。

 公表のメリットとして、意中の相手に誠意を伝えることはもちろん、他球団をけん制する意味合いが大きい。どの球団も競合は避けたいのが本音。単独指名できないとわかり、回避してくれたら、もうけもの。昨年の広島がまさにそうだった。

 昨年の傾向(データ)を踏まえ「先に手を上げた球団が有利」「駆け引きとしても有効な武器」になる公表というカードを、オリックスが真っ先に使った形だ。巨人なども興味を示す近大佐藤の争奪戦へ、すがれるものには、何にでもすがる。





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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