NPBで旋風を起こす「新助っ人」は誰だ? MLB実績と適応力で占う「ブレイク候補4選」
■ホセ・キハダ(ヤクルト/投手)
大谷翔平の活躍を楽しみにMLB中継を見ている人は、キハダの名に覚えがあるだろう。2020~25年はエンゼルスに在籍していて、23年までの4年間は大谷のチームメイトだったからだ。大谷に次ぐ2番手としてマウンドに上がったことも、通算7度あった。
放送を見ていた人たちは「球が速く三振奪取率が高い代わり、コントロールに難がある」という印象を持っていただろうが、実際にメジャーでの通算成績も142試合、129.1回で175三振(9回平均12.2個)を奪った一方、86四球(同6.0個)を与えている。
この投球スタイルはヤクルトでも変わっておらず、オープン戦では7イニングで13奪三振、3四球。なかなかの劇場型になるのは避けられそうもないが、それでもこれだけ三振を取れるのは魅力的だ。ダイナミックな投球フォームも含め左打者には厄介な存在として、スワローズ救援陣の層を厚くするだろう。
■ロドルフォ・カストロ(日本ハム/内野手)
10年ぶりのリーグ優勝&日本一を目指す日本ハムのキーマンかもしれない。
守備位置は二塁を予定されているが、センターでも起用されるなどユーティリティ性を発揮している。守備以上に目立つのがバッティングで、オープン戦では11試合で3本塁打を放った。
それほど大柄ではないけれどもパワーがあり、パイレーツ時代の22年は71試合で11本塁打、通算194試合で22本。昨年は3Aでの133試合で、.235の低打率ながら柵越えは19本あった。安定度の高い守備力を考えると、日本でもこのくらいの数字を残してくれれば上々だろう。
気になるのは、新庄剛志監督が「いくら打とうがサインを守ってくれないと」などと注文している点。スモールボールを好む監督らしい発言だが、外国人選手に関してはあまり細かいことを言わず、自由にプレーさせたほうが良さを引き出せるかもしれない。そのあたりの手綱さばきも、活躍できるかどうかを左右しそうだ。
[文:出野哲也]
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