NPBの“観戦文化”は「カッコいい」 ド軍グラスノーが体感した日本野球の異彩さ「雰囲気はスーパーユニークだ。見たことがない」

阪神戦後に才木とコミュニケーションを図るグラスノー。(C)Getty Images
MLBのワールドツアーの一環として開催されたドジャースとカブスによる東京ドームでの開幕シリーズは、大盛況のうちに幕を閉じた。
去る3月13日に来日し、巨人と阪神とのプレシーズンゲームを経たドジャースとカブスは、18、19日にレギュラーシーズンの開幕戦を実施。大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸、鈴木誠也、今永昇太の日本人選手5名が凱旋するとあって、会場は初戦から大入り。単純計算ながら計8万4732人のファンが集結した東京ドームは熱狂に包まれた。
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球場のみならず、列島全体でも日米両球界のスターたちの一挙手一投足に熱視線が注がれた。そんな興行を経験した選手たちも日本に対する想いを熱くさせていた。
ドジャースのタイラー・グラスノーは、地元放送局『Sports Net LA』のインタビューで「最高だった」と断言。3月16日の阪神戦でマウンドに立った怪腕は、鳴り物を用いた日本独自の応援文化に特に刺激を受けたという。
「正直、投げている最中はあんまりわからなかったんだけど、マウンドから降りてベンチにいる時にしっかりと聞こえてきて、それがまたカッコいいと思えた。みんなが一体となって応援しているっていう感じがして印象的だったよ。あの時の球場の雰囲気はスーパーユニークだね。僕は今までに見たことがなかったから最高だった」