巨人浮上のキーマンになるか タイムリーエラーでも揺るがない大城卓三の存在感

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 大城のエラーは今シーズン初。捕手がメインであり、慣れないファーストでの出場を続けていることを鑑みれば”よく守っている”と言える。とはいえ、記録に残らない守備のミスは少なくない。6月30日の広島戦で野間峻祥が放った打球を弾いて出塁を許してしまった。打球が強烈だったこともあり、ファーストへの内野安打と記録されたが、投手としてアウトにしてほしかった打球だっただろう。

 守備面で課題が残る大城ではあるが、一方手そんな不安が気にならないほどの打撃成績を残している。

 最近10試合でノーヒットだった試合は1試合のみ。6試合でマルチ安打を放っている。打率も6月上旬には1割台中盤まで沈んでいたが、現在は打率.256まで上昇。貧打が問題視されていた巨人が、大城の復調によって打線に活気が出てきた。今後も守備面の不安を払拭するような打撃面での貢献に期待したい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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