首位奪取の追い風となるか 恐怖の5番打者 阿部巨人躍進のウラにある脅威の「.529」
ここにきて打力を買われて、一塁手として出場を続けている。捕手起用となっているときはリード面の迷いを打席に持ち込むことも課題とされたが、野手専念となっていることで割り切って打席に入ることができているのも好循環を生んでいる要因といえそうだ。
もともと昨年16本塁打をマークするなど長打力が持ち味とされる。
ここにきて打線は好調な1番・丸佳浩、2番・吉川尚輝が塁に出て、クリーンアップのエリエ・ヘルナンデス、岡本、大城らが得点に結びつけるという形ができつつある。
現在セ・リーグは首位から4位までが1ゲーム以内とまれに見る「混セ」となっている。ここからペナントレース争いが激化する中で「恐怖の5番打者」がどんな役割を果たしていくのか。今後の活躍も楽しみとしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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