60-60も見えてきた大谷翔平が迫る23年前のイチロー 驚異の安打製造機が残した「.350」&「242」の凄まじさ
メジャーリーグにおいて、シーズン50発以上の本塁打を放った選手の最多盗塁記録は「24」。それを現地時間9月22日時点で31個も更新している大谷は、打率.301、OPS1.023、123打点とハイアベレージを記録。守備を免除されているDH選手ながら桁違いのスタッツを残している。
もっとも、現時点で大谷を上回っている2001年のイチローも凄まじさでは負けていない。
ルーキーイヤーだったこの年、イチローは成功率80%を誇る56盗塁を記録。さらにリーグトップとなる打率.350と年間242安打、得点圏打率.445を叩き出し、MVPと新人王も獲得。球史に残る「安打製造機」としての伝説をスタートさせた。
当時と今では環境はもちろん、ルールやベースの大きさも異なるため、大谷との単純比較こそできない。それでも日本から海を渡ったばかりのイチローが見せた周囲の想像を越える活躍は色褪せない。その偉才ぶりを改めてここに記しておきたい。
そんなイチローを大谷は超えられるか。ドジャースの残り試合は6だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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