巨人・岡本との対戦は「投げていて嫌だった」と苦笑い 元中日・阪神助っ人のガルシアが語るNPBの思い出
2019年からは阪神に移籍し、NPB通算3年で62登板21勝23敗、防御率3・81。NPB復帰も視野に入れる左腕がNPBで印象に残っている選手を明かしてくれた。
「巨人の岡本(和真)ですね。投げていて嫌でした。イライラした場面も多かったですね(苦笑)。岡本はどの球種を投げてもコンタクトすることができる選手。ファールにしたり、あるいはスイングせずに見送ったり、自分のクセを見抜かれていたんじゃないかなと思います」
2021年からはメキシカンリーグのレオネス・デ・ユカタンでプレーするガルシア。世界中を興奮させたWBCにもキューバ代表として選出された。
「初めてWBCに出ることができて、この機会を借りてまず選んでくれたキューバに感謝したいです。キューバを背負って、WBCに出場することができて本当に良かったなと思っています。スター軍団と一緒にプレーすることができて幸せなことでしたし、絶対に忘れられない経験になりました。自分としてはそんなに素晴らしい結果を残すことはできなかったんですけど、出ることができただけでも幸せに思っています」
キューバ代表は2月に沖縄で強化合宿を実施し、中日などNPB球団と練習試合を行なった。ガルシアにとっては2020年に阪神を退団して以降3年ぶりの来日だ。
「久しぶりに日本に来て、やはり雰囲気もいいし、ワクワクしました。中日の元チームメイトにも再会できて、本当に幸せな時間でした。中日は日本で最初のチームで、チームメイトみんなと仲良くできたし、いい思い出です。日本に戻りたい、NPBでプレーしたいと強く思いましたね」
キューバはWBC準決勝でアメリカに敗れ4強止まりとなったが、決意を新たにした。
「WBC決勝は誰が見ても素晴らしい試合。日本が優勝して良かったなと思っています。日本の野球は強いということが証明されました。自分も近い将来日本に戻れるチャンスがあればまた挑戦したいですし、日本でプレーできるように頑張ります!」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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