元阪神ガルシアが明かす藤川球児との絆「外国人選手に一番アドバイスをくれた」
ガルシアは阪神の2年間で35登板8勝14敗と満足できる成績を残すことはできなかったが、多くの阪神ファンの心を掴んだ選手だった。2020年のヤクルト戦では、先発投手として1点を追う場面でセーフティーバントを仕掛け、見事内野安打にする場面があった。助っ人投手には珍しいハッスルプレーにファンは絶賛。あの奇襲策について聞くと、笑いながらこう話してくれた。
「自分は元々野手だったので、バッティングは得意だったんです。セ・リーグだとピッチャーの打席はみんな同じような感じだけど、自分はみんなと違うことをやりたいと思っていました。走ったり、なんでもいいから違うことをしてインパクトを残すこと、それを思っていつも打席に入っていました。ファンが喜んでくれたのはうれしかったし、そのおかげで日本に来てファンが増えましたし、今でも日本のファンからSNSとかでメッセージをもらえるので、幸せなことです」
明るい性格で、ピッチングもバッティングもガッツあふれるプレーを見せてくれた個性派助っ人。日本のファンに向けて、感謝と決意を語った。
「日本のファンはいつも応援してくれて本当に素晴らしい。アリガトウゴザイマシタ。また日本のファンの前でプレーできるように挑戦し続けて、必ずNPBに戻ってきます!」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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