カナダ選手は10回も嘔吐…強行されたトライアスロンに海外紙は疑問視「過酷さは通常の非ではなかった」【パリ五輪】

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 海外メディアは、当日の早朝にレース開催を推し進めた大会委員会の判断を断ずる。カナダの日刊紙『Toronto Sun』は「ミスラウチュクは文字通りすべてを出し切った」と皮肉交じりにリポート。そのうえで、今回の強行開催を批判している。

「トライアスロンという競技はそもそも過酷なものだ。しかし、この日は通常の非ではなかった。男子は午後に開催されたのだが、男子選手がフィニッシュラインを通過する頃には、気温が約30度にまで上昇し、空気の質も悪くなっていた。さらにスイム部門で使用されるセーヌ川の汚染状況も最悪だった」

 果たして、本当に強行開催をすべきだったのか。一部選手から「選手の健康は考えていない」と断じられている決断に対する論争は尽きそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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