「大会に泥を塗った」最後まで混乱が続いたパリ五輪 英専門メディアがアクシデントを回想「避けられたはずの騒動に悩まされた」

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 競技面では、ボクシング女子での性別をめぐる出場資格問題にも触れており、「オリンピックが始まって間もなく、性別資格論争が勢いを増し、大会終了後もパリ2024オリンピックを悩ませ続けている」と指摘する。また、体操女子種目別床決勝の銅メダル争いで混乱を招いた採点には、「大会に泥を塗った」と厳しく批判。陸上男子5000mで発生した、複数選手の転倒や、カメラマンによる進路妨害などの前代未聞のアクシデントを並べ、「異様な光景だった」などと振り返っている。

 他にもトピックでは、「大会を“汚染”したもうひとつの論争は、セーヌ川の問題だった」と記されており、「フランスはセーヌ川を安全に泳げるようにするために14億ユーロを費やしたと言われているが、結局は失敗に終わった」と主張。続けて「危険なレベルの汚染により、競技は常に中止され、最終的に競技に参加した後、何人かの選手が体調を崩した」と論じている。

 大会開催期間の中で沸き上がったネガティブな話題は、閉幕した現在も各国、各方面において報じられている。100年振りにパリを舞台として華々しく行われたオリンピックは、多くの課題が浮き彫りとなったイベントだったようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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