剛腕スキーンズのトレード獲得の見返りは「ロウキ・ササキ」 米記者がド軍の電撃交渉を予測「当然ながらかなりの要求をする」

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 そうした中でトレード期限も迫り、スキーンズを巡る話題は増え始めている。『ESPN』のデビッド・ショーンフィールド記者は「衝撃的な取引が行われることもある。今夏にそれが実現するかは分からないが、少なくとも夢を見るのは自由だ」とし、若き剛腕がドジャース移籍する可能性を論じた。

 ショーンフィールド記者がスキーンズの見返りとしてドジャースが「出すべき人」に選定したのは、ダルトン・ラッシング、ホセ・デ・パウラ、アレックス・フリーランド、エメット・シーハン、ジャクソン・フェリスの5人。いずれも球団のトッププロスペクトたちである。

 買い手に立場でみれば、相当な出費と言える。チーム編成がガラッと崩れかねないことを考慮すれば、現時点でのスキーンズ獲得がそれだけ“無謀”ということを暗に示しているようにも思える。

 ただ、ショーンフィールド記者は「パイレーツが彼に正当な年俸を支払うまでには、まだ何年もかかる」と前置きした上で、ドジャースの出費が安すぎるぐらいだと力説している。

「投手陣の故障が再び相次ぐ中、たしかにスキーンズが適任となる可能性もある。ただ、当然ながらパイレーツはかなりの見返りを要求するはずで、ロウキ・ササキを求めるのも当たり前となるかもしれない。最終的には、そうしたハードルの高さがドジャースにとって取引破談の要因となるかもしれない」

 スキーンズが“銀河系軍団”の一員となれば、世界的な関心を集めるメガディールとなるのは間違いないが……、現時点で実現性はやはり「低い」と言わざるを得ないか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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