「打倒・大谷翔平」の計画は? “ノーヒッターの悪夢”を見たフィリーズナインが語る「あんな投球を見せるなら倒すのは至難の業」
大谷をいかに抑え、いかに打ち崩すか。フィリーズナインはさまざまなアイデアを練っている(C)Getty Images
現地時間10月4日からナショナル・リーグの地区シリーズが開幕。ワールドシリーズ連覇を目論むドジャースは、強豪フィリーズと対峙する。
レッズとのワイルドカードシリーズを連勝で勝ち抜けたドジャースは投打で相手を圧倒。とりわけ圧倒的だったのは打撃陣で、2戦合計23安打、18得点を記録。自慢の破壊力を存分に発揮した。
そんなドジャースの強みとなる攻撃をいかに封じるか。そして、初戦のマウンドに立つ大谷翔平をいかに打ち崩すか。17年ぶりの世界一を目指しているフィリーズナインは考えを巡らせる。
試合前日の記者会見に登場した正捕手のJT・リアルミュートは「両チームのタレントは互角だ。こっちのクラブハウスには才能豊かな選手が揃っているし、僕らも史上最高のチームだ」と強調。投打にタレントが居並ぶ自軍を称えた上で、「誰もがオオタニの投球フォームは言うまでもなく素晴らしいと話している」と大谷を激賞。「本当に巧みにバランスを取り、相手を翻弄する。速球は力強いし、変化球だって鋭い。もちろん厳しい試合になるだろう」と警戒を強めた。
フィリーズには「対大谷」で苦い思い出がある。今年9月16日に敵地で対戦した際に5回(68球)、無安打、5奪三振と圧倒されたのだ。
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