「もし外れていたとしたら考えると思う」九里移籍に伴うオリックスの人的補償リストを高木豊氏が大胆予想 「ドラ1投手」が外れる可能性も?
高木氏は山岡、吉田に加え、同じく移籍組の鈴木博志、本田仁海の「4人で1枠」として、ほか3人が外れる可能性もあるとした。また3連覇のときに救援として力を発揮した阿部翔太、平野佳寿も外れると予想した。
また内野手においては侍ジャパンの一員としても活躍した紅林弘太郎らがプロテクトされるとした中、同じくサードレギュラーの宗佑磨は外れる可能性もあるとした。理由としては「広島にはこのタイプは山といる」と左打ちの野手は広島に豊富とあって、「広島は左(打者)は見向きもしないと思う」と、駆け引きの上であえて外してくる可能性もあるとした。
外野手のプロテクト予想では、投手を厚めに守りたいと考えるのであれば、主力の杉本裕太郎を外してくる可能性もあるとした。
理由としては「年間通して働けないというか」と安定したパフォーマンスを示せていないことも要因になりうるとした。9年目の今季は春先に不振が続き、5月には2軍降格も命じられた。シーズン終盤の9月は月間打率3割超え、終わってみれば日本人野手としてはチームトップの11本塁打をマークした。
今回の予想では、状況によっては生え抜きドラ1の山岡、また主力の宗、杉本が外れることもあるという大胆予想を披露した高木氏。ただ最終的には広島は金銭補償を選択するのではないかという見方も示した。
一方、広島は昨年、西川龍馬が移籍した際には人的補償として当時ルーキーだった日高暖己を指名。即戦力ではなく素材型の投手を指名したことも話題を呼んだ。
2シーズン続けての両球団のFA移籍、果たして今回はどんな決着を迎えるのか。広島側の判断に注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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