申請スタートで本格化する”FA戦線” 注目選手、権利行使の有力者は?
■海外FA権行使→MLB移籍の投手が複数出るか
投手は海外FA権行使→MLB移籍を検討する者が複数出てきそうだ。
メジャー移籍が確実視されるのが菅野智之(巨人)。今季は15勝3敗、防御率1.67と復活のシーズンを送り、チームのリーグ優勝に大きく貢献。35歳、満を持してのMLB挑戦となる。
九里亜蓮(広島)も海外FA権の行使を検討するひとり。球界屈指のタフネススターターで、ローテーションに計算できる1枚を加えたい球団にとっては最適の人材だ。こちらはMLB移籍、残留、国内移籍の選択肢を残しており、まずはその決断に注目したい。
田口麗斗(ヤクルト)にも権利行使の可能性がある。左腕で先発、リリーフともに高いレベルでこなせる投手はそう多く出てこない。MLBだとおそらくリリーフだろうが、多彩な変化球で屈強な外国人打者を抑える姿は想像に難くない。
[文:尾張はじめ]
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