夏の甲子園 プロ野球スカウトの「本当の評価」 今年もドラフトの主役は大学生か

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 一方で「豊作」と話題だったのが、2年生投手です。優勝した沖縄尚学の最速150キロ左腕・末吉良丞や横浜の最速152キロ右腕・織田翔希、聖隷クリストファーの最速147キロ左腕・高部陸、山梨学院の最速152キロ右腕・菰田陽生は早くも「四天王」とされ、来秋ドラフトの目玉になっていくことでしょう。

「NPBスカウトの中には『この四人ならばこの秋のドラフト対象だったとしても、上位で消える』と断言する人もいるほど。ひと冬を越えて、どれだけ成長するかもスカウトは見定めることになるでしょう」(前述のライター)

 となると、この秋のドラフト対象となる甲子園球児は、かなり限られた人数になりそうです。

「石垣は1位で確定。横浜のエースで4番、サウスポーの奥村頼人は野球センスもあり、打者でも投手でもいいものを持っています。育成力のあるチームに指名して欲しいですね。未来富山の左腕・江藤蓮も支配下でかかる可能性は十分。仙台育英のサウスポー・吉川陽大も野球センスが高く、伸びしろも十分です。このあたりは支配下で消えるでしょう。現状、上位は大学生で占められることになりそうです」

 運命のドラフトまであと2か月。スカウトたちの情報戦にも注目です。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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