「本来の仕事すべき! 理解できない」主砲デバースが一塁転向拒否 レッドソックスで生じた“内紛”が吉田正尚にも影響か
今後、考えを改める可能性はあるかと問われても、「ない。少し頭が固いと言われた。けど、一度は変更を求められているし、今回はそれほど柔軟に対応できるとは思えない」と断言しているデバース。もしも、このまま一塁転向拒否が続けば、球団としても何らかの対処が求められる。
また、デバースがDHに居座れば、吉田正尚の起用法にも小さくない影響は出る。いまだ昨年10月に受けた右肩手術からの回復がままならず、状態が懸念される31歳だが、米メディア『The Athletic』のレッドソックス番を務めるジェン・マカフリー記者によれば、「打撃は問題ない感じだが、120フィート(約36メートル)投げるとまだ痛みを感じるようだ」という。つまり“打撃専任”であれば、ある程度の活躍は見込めるフェーズにはなっているというわけだ。
そうした吉田の状況もあって、レッドソックスは、デバースのポジションプレーヤーとしての再起用を見込んでいたのかもしれない。しかし、その目論見も思わぬ形で瓦解した。
このアクシデントを名門はいかに乗り越えるか。デバース、そして吉田を含めた選手起用法に注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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