激震! 10年453億円男のレ軍退団で今季未出場の日本人打者の名が急浮上 米メディアが“穴埋め役”に指摘「理論上は頼る可能性がある」

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 この定まらない球団判断に本人の不満が爆発。「チームが自分をこの状況に追い込んだと考えている。彼らは僕に『他のポジションを任せたくない』とも言っていたんだ。だから今度は球団が本来の仕事をきちんとやるべきだ」と公言してもいた。

 こうした背景があった中でのトレードは小さくない衝撃を生んだ。地元紙『Boston Globe』の番記者であるピート・エイブラハム氏が伝えた“球団の事情通”のコメントによれば、「レッドソックスが提示した3億1350万ドルの契約には『チームにとって正しいことをする責任』が伴うと考えていた。しかし、デバースはその責任を果たしていなかった。もう彼らは我慢の限界で、今回のトレードした」という。つまり球団にとってもデバースの態度を不服とする意志があったとみられている。

 遺恨を抱えたままに大砲はチームを去った。その影響は計り知れないが、必然的にデバースが埋めていたDHの枠が空席となる。これによって、チャンスが舞い込みそうなのが、吉田正尚だ。

 昨年10月に右肩を手術し、開幕から負傷者リスト入りしている吉田。春季キャンプから100%の状態で打撃はできていたが、肩への負担から守備機会は設けられておらず。今季はここまで出場機会はゼロとなっていた。

 そうした中でDHのスポットに吉田が当てられる可能性が急浮上した。球界のありとあらゆる移籍情報を発信する米メディア『MLB Trade Rumors』は、「少なくとも理論上は、チームが短期的な穴を埋めるためにマサタカ・ヨシダにレッドソックスが頼る可能性もある」と指摘。31歳の日本人スラッガーの怪我の状態をふまえた上で「スローイングに問題を抱えていたヨシダは、レッドソックスの打線にとって、難しい存在となっていたが、今回のデバース退団によって予想よりも早く戦列復帰することも十分にありえる」とした。

 レッドソックスがデバース退団の穴埋めをいかに進めるのか。そして、そのプロジェクトに吉田がどう組み込まれるのか。揺れる名門の戦略が注目される。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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