最強クローザーが「ハマの守護神」となるか 去就注目のR・マルティネスをめぐって浮上する「キーマン」「条件面」とは
キーマンの存在も大きい。球団の南場智子オーナーは日本一達成後の今月11日に行われた日本記者クラブの会見で「日本のプロ野球の産業としての発展を、もっと真剣に取り組む必要がある」と発言。すでにDeNAでは年俸面でも他球団と比較しても手厚いとされる中、悲願のリーグ優勝に欠かせないピースとされるブルペン強化に力を入れると見られている。
また年俸面においてもこれまでの移籍市場ではマネーリーダーとなることが多かったソフトバンクが撤退したことで、最大で単年15億円クラスの攻防と見られていた条件も多少、値下がりする可能性もある。
マルティネス本人は8シーズン在籍、育成契約からここまで育ててもらった中日への恩義も強く示しているが、剛腕の去就は果たしてどうなるか。今オフ、キーマンの一人として、各球団の水面下の動きも注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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