初戦でドイツに敗れるも…バスケ男子代表が希望を持てる「理由」とは?【パリ五輪】

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 シュートの質も高かった。チームの3Pシュート決定率が35.0%と、昨夏行われたW杯の同カード(31.3%)を上回った。現在のホーバスHC体制は3Pシュートの精度を磨いてきただけに、成果が出ている格好だ。また、フリースローも20本中17本成功と高い成功率を誇った。

 試合の点差こそ昨夏のW杯より拡がった(18点差→20点差)ものの、内容は「進歩を見せた」としている。ハーフタイム時点での点差がわずか8点、攻撃リバウンドは8回から12回に増加。そして、全体のリバウンド数も39対36と相手を上回ったのだ。ちなみに昨夏のリバウンド数は36対47であった。

 試合後、渡邊は「前半は素晴らしいプレーができたと思いますが、40分間その調子を維持できませんでした。後半は相手が攻めてきて、それを抑えることができませんでした。次の試合では40分間戦い抜きます」とコメント。まだまだチームのパフォーマンスに改善の余地があると見ているようだ。

 今回の1次リーグは各組の上位2チームに加え、3位の上位2チームも準々決勝に進出できる。残り2試合で1勝すれば可能性は大きく広がる。ドイツ戦で見えた希望と課題を糧に、次戦以降に臨みたい。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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