角田裕毅のシーズン中”解雇”は無い ホンダ渡辺社長が明言 伊メディアは来季契約に厳しい見解「目標はほとんど夢物語」
シーズン途中での解雇の可能性を否定する言葉以外では、角田とレッドブルの2026年の契約延長の見込みについても渡辺社長が言及したとして、「後半戦で要求される結果を残せた場合」などと述べたという。だが、これについては『Rossomotori.it』では、「現在のチームやマシンの状態を踏まえると、その目標はほとんど夢物語に近い」と断じている。
また同メディアは、「4度の世界王者であるチームメイトとツノダを比較することには、もはやあまり意味がない。両者の実力差は明らかにかけ離れているからだ」と論じ、角田とマックス・フェルスタッペンとのスキルやリザルトの違いを強調。
その一方では、今季2レースでチームを去ったローソンとともに、角田がセカンドドライバーとして苦しい立場にあると評しながらも、「過去4年で全てのチームメイトに競り勝ち、リーダーとしての資質を証明してきたツノダは、今後もその資質が試される立場にある」として、残りのレースでの奮起にも期待を寄せている。
渡辺社長の言葉の通り角田は今季いっぱい、レッドブルのシートが確約されているのであれば、あとは結果を残すのみ。夏場を迎えても低調なパフォーマンスが続くものの、ベルギーGPからの12レースで、どれだけ巻き返すことができるか。まさにF1キャリアを懸けた戦いに臨むことになる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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